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光脱毛の4つの脱毛方式とは?特徴・違いを紹介

脱毛の種類は、「美容電気脱毛」「医療レーザー脱毛」「光脱毛」の3種類です。

今回は、このうち、エステサロンで受けられる「光脱毛」についてのお話です。

光脱毛の中にも、4つの脱毛方式があることをご存じでしょうか?

  • IPL
  • SSC
  • SHR
  • ハイパースキン

それぞれに特徴や違いがあり、採用しているサロンも異なります。

細かな違いではありますが、こうした違いを知らなかったがために、契約後に後悔する人も少なくありません。

脱毛サロンはどこでも同じではないのです。

そこで、この記事では、光脱毛の4つの方式の違いについて詳しくお伝えします。

脱毛サロン選びに迷う場合は、脱毛方式も参考にしてみてください。

目次

脱毛方式で何が違うの?

最初にお伝えしたいのは、脱毛方式が違っても、黒い毛であれば、どれでも脱毛効果はあるということです。

では違いは何か?

「白髪が脱毛できるか?」「日焼け肌で施術できるか?」「刺激(痛み)」「脱毛にかかる期間」です。

脱毛方式による違い①白髪が脱毛できるか・できないか

脱毛方式には、大きく分けると「メラニン色素にアプローチする」方式と「発毛の司令塔にアプローチする」方式の2つに分かれます。

このうち、メラニン色素にアプローチする方式では、白髪が脱毛できません。

脱毛したい部位に白髪が混じっているなら、選べる方法は「発毛の司令塔にアプローチする」方式(「SHR」「ハイパースキン」)に限られます。

ちなみに、医療レーザー脱毛も白髪には効果がありません。

脱毛方式による違い②日焼けしてて脱毛できるか・できないか

メラニン色素にアプローチする方式では、日焼け肌は火傷してしまいます。

そのため、日焼けしている場合に選べるのは、やはり「発毛の司令塔にアプローチする」方式(「SHR」「ハイパースキン」)です。

脱毛方式による違い③刺激(痛み)の強さ

一番気になる違いは、脱毛時の「痛み」かもしれません。

肌に対する刺激は、IPLが強い。つまり、痛いです。

肌に対する刺激は、IPL>SSC>SHR>ハイパースキンの順に優しい。

SSC以下はどれも優しいので、IPLだけ刺激が強いと思って差支えありません。

IPLの痛みは、大抵の人は我慢できるレベルですが、中には「脂汗かくほど痛い」と感じる人もいます。

痛みに弱い人はIPLは避けた方が無難かもしれません。

ちなみに、医療レーザー脱毛よりは優しいです。

ただし、医療レーザー脱毛は5回で終わりますが、光脱毛であるIPLは20回以上の施術が必要。

回数が多いので、ストレスになるほどの痛みであれば、継続が難しいかもしれません。

脱毛方式による違い④脱毛にかかる期間

脱毛にかかる期間は、IPLが長いです。

IPL方式は、毛周期に合わせた脱毛が必要なことと、肌への刺激が強いことから、頻繁に通うことができません。

そのため、照射回数は他の方法と同じ程度ですが、期間が長くかかります。

他の方法なら最短半年で終了するところが2年かかったりするので、イベントがある場合は気を付けてください。

元々、光脱毛はIPLからスタートしました。そのデメリットを補うべく登場してきたのが、SSC・SHR・ハイパースキンです。

光脱毛「4つの脱毛方式」それぞれの特徴

基本的には、おおきく「光脱毛」と捉えるだけで、詳しい脱毛方式は気にしなくても問題ありません。

ですが、選ぶ際の基礎知識として、脱毛方式の特徴を知っておくと、後から後悔しなくてすむでしょう。

各サロンのホームページを見た時も、理解しやすいです。

ここでは、脱毛方式の特徴をお伝えします。

光脱毛の脱毛方式①IPL

IPLは光脱毛の代表です。しかし今は、あえて選ぶ理由はありません。

「サロンの雰囲気などを重視して選んだ結果、IPLのサロンだった…」というケースは、全く問題ありません。

しかし、あえて脱毛方式から選ぶなら、選択肢からは除外です。

理由は2つ。

  • 他の脱毛方法と比較して、刺激が強め。(個人差あるが痛みもある。)
  • 施術ペースが遅くて、脱毛完了までに時間がかかる。

IPL脱毛は、医療レーザー脱毛の弱いバージョンとイメージしてみてください。あえてIPLを選ぶなら、いっそ、医療レーザー脱毛を選ぶ方が良いのではないかと思います。

繰り返しますが、脱毛方式にこだわりたい人にとってはIPLを選ぶメリットはあまりないのですが、「他の基準でサロンを選んだら脱毛方式がIPLだった!」という場合は、IPL脱毛で何の問題もありません。

IPL脱毛の痛み:痛みを感じる人が多い。多くの場合、我慢できる程度。中には続けられないと挫折する人も。よく、「ゴムで弾かれたような痛み」と表現される。

IPL脱毛の期間目安:IPL脱毛は、完了までおよそ2年。1~2ヶ月ペースからスタートして最終的に3ヶ月ペースになる。(光脱毛は、12~18回が平均的な回数目安。)

IPL脱毛の注意点:メラニン色素を狙う方法のため、白髪や日焼け肌には施術できない。

光脱毛の脱毛方式②SSC

SSCは、IPLの刺激を優しくした改良版です。

抑毛効果のあるジェルを使用して、光を照射することで、ジェルが毛穴に刺激を与えて脱毛する方法。

メラニン色素へダメージを与える方法ではありますが、直接光で脱毛しないので、刺激が少なくなっています。

実は、このジェル、美肌効果が抜群なのです。

さらに、照射する光は、某有名美容外科のフォトフェイシャルで使用されているものと同じ。

このことから、SSC方式は、特に顔脱毛におすすめです。

実際、筆者もSSCで顔脱毛しましたが、ウルウルっとした弾力が蘇る感覚にうっとりしました。(個人的感想です)

脱毛効果も問題ありません。

たまに「効果が弱い」と書いているサイトを見かけますが、そんなことはありませんでした。

筆者、ホルモンの関係か男前な毛が生えていたのですが、6回でかなり自己処理が楽になりました。(※産毛がなくなるまでは18回必要です。)

SSC脱毛の痛み:痛みはほとんどない。太い毛に光が当たると、「バチッ!」とした刺激を感じるが、痛いのではなく、驚くだけ。静電気に似ている。

SSC脱毛の期間目安:早ければ、半年。刺激が少ないので、2週間ごとに通える。しかし、毛周期も関係するため、個人的には、月1回ペースで1年半での計画をおすすめ。

SSC脱毛の注意点:メラニン色素を狙う方法のため、白髪や日焼け肌には施術できない。

光脱毛の脱毛方式③SHR

SHRは新時代の脱毛方式です。

筆者はまだ経験がないのですが、注目しているので、今度受けてみようと思っています。

SHR方式は、毛包のバルジ領域といわれる「発毛の司令塔部分」にダメージを与える方法です。

分かりやすくお伝えすると、毛が生えてこないようにする方法。

脱毛ではなく、「抑毛」という表現の方が適切です。

SHR脱毛の痛み:痛みはない。(筆者はこの方法を体験したことがないので、理論的なことと口コミを参照して記述します。)メラニン色素に光の刺激を与える方法ではないので、理論的に考えて、痛みに対する心配は必要ないでしょう。

SHR脱毛の期間目安:最短半年。毛周期が関係ないため、予約が取れさえすれば、2週間ペースで通える。

SHR脱毛の注意点:特になし。白髪や産毛、日焼け肌でも脱毛可能。

光脱毛の脱毛方式④ハイパースキン

筆者の絶賛オススメは、ハイパースキン方式です。ただ料金が高い…

ハイパースキン脱毛は、今見えてる毛は放置して、次の毛を生えてこなくする仕組みなので、体への刺激がほとんどありません。

それなのに、脱毛効果が抜群です。

さらに、ハイパースキンの光は、コラーゲンを活性化させる効果があります。

仕上がりが美しい。

もちろん、顔脱毛にもおすすめです。

筆者もハイパースキン脱毛を体験しました。

2回照射しただけで、自己処理が猛烈に楽になり、肌触りが激変。

ここまで仕上がりにうっとりする脱毛は、初体験でした。

ハイパースキン脱毛の最大の特徴は、今表面に見えている毛に変化が起きないこと。

脱毛施術後、毛が抜け落ちる効果はありません。

じゃあ、どんな効果があるかというと、次に生える毛を作らせない抑毛効果があります。

SHRと同じ「バルジ領域」の「発毛の司令塔部分」を狙って照射するのですが、その中でもさらに「発毛の種」をピンポイントでターゲッティングしているのがハイパースキン。

今ある毛が抜け落ちないため、人によっては、「効果がない」と感じてしまいます。

口コミを調べると、評価が極端に分かれていることに気づくかと思いますが、その原因はコレです。

書かれている内容を見ると、理論を理解している人は高い評価、理解できていない人が低い評価をつけています。

サロンは脱毛理論を伝えているはずですが、「理屈とかどーでもいいけど、毛が抜けるんでしょ?」と話を聞いてない人が、「抜けない!!」と不安に感じているのでしょう。

くどいですが、ハイパースキンは、抜けなくて正解です。

いや、むしろ、抜けないからいいのです。

生えている毛を無理やり抜かないので、めっちゃ美しい仕上がりになります。

そして、結果的に効果が早いのです。

個人差はありますが、表面にある毛が自然と抜け落ちる1ヶ月後~3ヶ月後くらいまで、効果を実感できませんので我慢してください。

ハイパースキンのもう一つの特徴は痛みや刺激が全くないことです。

普通、痛みって個人差があるので、「全く痛くない」とは表現しません。

しかし、ハイパースキン方式は、「全く痛くない」と言い切れます。

今まで、「痛い」「刺激を感じた」という話を聞いたことがありません。

それもそのはず。ハイパースキンの脱毛は、光の温度が低いのです。体感温度は36度。

体温と同じ温度のため、痛みを感じるはずがないのです。

ほんのり温かいくらいです。

ハイパースキン脱毛の痛み:痛みは全くない。

ハイパースキン脱毛の期間目安:最短半年。毛周期に関係がないので、2週間ペースで通える。ただし、最初の効果が目に見えるまで数ヶ月かかる。

ハイパースキン脱毛の注意点:ハイパースキン脱毛の唯一のデメリットは料金。高いです。それ以外の注意点は特になし。白髪や産毛、日焼け肌でも脱毛可能。

どの方式を採用しているかはホームページで見分けられる

漠然とエステサロンを探していると、どの脱毛方式を採用しているのかが分かりづらいですよね。

どの方式を採用しているかは、ホームページで見分けられます。どこを見れば良いのか、ポイントもお伝えします。

IPLを採用しているサロン

IPLを採用している場合、何も記載がないことが多いです。

脱毛方式に関してはメリットが特にないので、サロンの雰囲気や他のサービスで差別化しています。

脱毛方式について何も書いていなければ、IPL脱毛でしょう。

SSCを採用しているサロン

SSCを採用している大手サロンは、IPLと差別化できるため、SSCを採用しているとホームページに記載していると思います。

ジェルの美肌効果に言及しているサロンはSSCです。

SHRを採用しているサロン

SHR方式はそれだけで、強い武器なので、必ずSHRを採用していると記載されています。

SHRの脱毛理論はしっかりしていて、医療関係者からも評価が高いです。

ハイパースキンを採用しているサロン

ハイパースキンを採用しているサロンは、脱毛方式にめちゃくちゃこだわりがあります。

「ハイパースキン最高!」と惚れこんで採用するので、絶対にホームページに「ハイパースキン採用」と記載があります。

また、脱毛理論と効果の見え方が独特なので、しっかりと説明が書かれているはずです。

結局、おすすめはどれ?

個人的に筆者のおすすめは、ハイパースキンです。

玄人ウケする脱毛方式で、エステ業界の人間に信者が多いのが特徴。

ただ、光脱毛の中では少し高いので、経済的に余裕がある人が選ぶことになるでしょう。脱毛にも経済格差が…。

ハイパースキンの次におすすめなのは、理論が似ているSHR。

料金に躊躇するならSHRにするといいかもしれませんね。

こちらは、医療系の人に支持者が多いみたいです。

筆者は光脱毛の中でもSHRだけ実体験がないので、体験談をお伝え出来ず申し訳ありません。今度行ってみようと思っているので、その際は報告しますね!

まとめ:光脱毛は4つの脱毛方式を理解して自分に合うサロンを見つけよう

エステサロンで受けられる「光脱毛」。その中にも、脱毛方式により、4種類あるというお話でした。

それぞれ、特徴があるので、脱毛サロン選びの参考にしてください。

ただ、方式が違っても、エステの光脱毛の目的は、すべて、抑毛です。個人差がありますが、抑毛効果の強さに理論的な大きな違いはありません。そして、毛の再生は覚悟して受けてください。

脱毛方式で注目したいポイントは「痛み」と「期間」です。

痛みが心配な場合は、いきなり高額のコース契約せずに、最初の数回は多少割高でも単発もしくは少ない回数のパックで受けてみると良いでしょう。

脱毛は、かなりの回数分を契約することになります。

納得して契約するのが、何より大事ですよ。

この記事を参考に、お気に入りのサロンに巡り合っていただけると嬉しいです。

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